らうーるの詰将棋置場
詰将棋を作ってみたりそうでなかったり。
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将棋世界2010年9月号 詰将棋サロン第2番
7手詰の制作はまだまだ続いております。
とりあえずは作品の形になっている候補が3つあるのですが、

①某受賞作と収束の発想が同じ。しかしそれ以上のものがない。在庫品。
②一見王手の種類が多く、紛れがありそうな形だが、実のところ一本道で面白みに欠ける。
③狙いははっきりしていてちょっとした面白みはある。しかし収束が重すぎ、最終手余詰まである。

そんな感じで満足はしておりません。宮原氏のコメントに奮起したはいいですが、ままなりません。

さて、そんな息抜きに、過去の入選作解説をさらっとやりたいと思います。

BANT021.png

将棋世界初入選作です。ちょうど2年前ですね。
創作初期の作品で、載ったときは大喜びした記憶があります。

まずは初形。桂香の配置がいかにも実戦形を主張していますが、玉は上部に逃げだすことができず、「穴熊から引きずり出されて包囲された、という感じになっています。ベタベタ打てば簡単に詰みそうですが、44の龍、52の角の利きが強く、そう簡単ではありません。

例えば単に15馬は34玉で広い方に逃げられてしまいますし、15金、23玉、24飛も、同竜、同金、同玉、34飛、同角、15馬、23玉、35桂、22玉・・・と下にすり抜けられてしまいます。

今の紛れをよく見てみると、もしも22銀が攻方のものではなく、玉方の駒だったら……。
そして、初形をよく見てみましょう。22の銀は33の地点に利いているようですが、この銀さえなければ22飛、23合、34金、同竜、15馬まで簡単です。つまるところ、22の銀は邪魔駒だったのです。

これさえわかれば作意が見えてきます。一気に手順を並べます。

33銀不成、同竜、22飛、同竜、34金、同角、15馬、23玉、35桂 まで9手詰。


33銀不成~22飛が、竜の無効化と、22の地点の穴埋めを同時に成し遂げる手順となります。ちなみに33銀不成に同玉は32飛と打って簡単。16の馬が良く利いています。最後の収束はよくある手順ですが、玉位置3段目での吊るし桂というのは少し珍しいのではないでしょうか。

駒の捨て方が少し粗く感じますが、初入選作らしい手順で、思い出の品であります。
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コメント
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サロン初入選作
僕は7手詰コンクールの作品は既に投稿したのですが、この作品と手順が似ちゃていますね。
当然知らずに創ったのですが…
杓子定規で見れば類作言えそうです。
僕としては別物と思っていますのでそのまま発表するつもりです。
2012/10/21(日) 13:52:21 | URL | 三輪 勝昭 #- [ 編集 ]
しばらく眺めていて22銀が邪魔駒っぽいことに気づきまして、こうなったらいいなという順が正解でした。よい短編ですね。
2012/10/21(日) 14:56:42 | URL | やまかん #- [ 編集 ]
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